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◆NHK64(ロクヨン)ネタバレと感想第2話その4~アミーゴ前の美雲と三上



 ⇒ ネタバレと感想第2話その1はこちら
 ⇒ ネタバレと感想第2話その2はこちら
 ⇒ ネタバレと感想第2話その3はこちら


NHK土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第2話では
柿沼と三上の車中のシーンがダントツだと
思うのですが、一番最後のスナックアミーゴのシーンも
とても良かったですよね。


雨の中のロケ、美雲志織役の
山本美月さんの演技が素晴らしかったです。

山本美月さんはファッションモデルなので
正直演技にはあまり期待してなかったのですが、
三上役ピエール瀧さんとの掛け合いは
かなり見どころがありました。


ただこのシーン、原作とは少々
違っているところがあります。

ドラマの演出から考えると、
このシーンはこれでOKだと思うのですが、
その辺り少しこちらに書いてみたいと思います。


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原作と違うところ


原作と表現の仕方が違っても、
ドラマの表現が原作の意図をきちんと
視聴者に伝えていれば何ら問題無いと思います。


実はスナックアミーゴの美雲と三上の
会話は原作では携帯電話で行われていたんです。

スナックアミーゴの店内から話すのですが、
原作では秋川はアミーゴには姿を表しません。
また雨の表現もなかったです。


今まで原作に忠実に従っていたドラマ
でしたがここで大きく表現の仕方を
変えていますよね。


でも、ドラマならではのドラマチックな
演出になって雨の中濡れながら三上に
意見する美雲、立ち聞きしている秋川、
この演出は最高だと思いました。


BGMも雰囲気によく合ってましたし、
その流れでエンディングの例の
「ドゥン・ドゥン・ドゥン・チー」(?)
になだれこむ演出は次回の期待感を
おおいに煽られました。


視聴率がなんで2.9%なのか
全く理解できませんが、録画や再放送を
見る方が多いってことでしょうか。。


この下りは文春文庫64(ロクヨン)下巻
冒頭付近のシーンなのですが、
このシーンももちろん読み応えがありますよ^^


スナックアミーゴのロケ地情報です




美雲志織の見どころはまだまだあります


美雲は元々頭がいいのですが、
(婦警だから当たり前ですが・・・)
聡明さを裏付けるシーンが上記シーンの
しばらく後にあります。


三上と美雲が警察や広報室のありかた
についてサシで論議するのですが、
原作の美雲のシーンでは私が一番好きなところです。


三上に自分の考えを時にはひるみながらも
訴えて三上を納得させてしまいます。

キーワードは「窓」なのですが、
美雲の考えがよくわかり知らず知らずに
読者は美雲に共感してしまうことになると思います。



山本美月さんが美雲役にふさわしい理由


第2話を見るまでは美雲役は山本美月さんより
映画の榮倉奈々さんの方がイメージに
あっていると思いました。


でも山本さんの第2話の演技がとても
良かったのと、なんで山本美月さんが
美雲役にあっていたのだろうと考えると
一つの理由がありました。


もうご存じの方は多いと思いますが、
山本美月さんはリケジョなんです。

リケジョはもちろん理系女子
ことなのですが、出身大学は
明治大学農学部(生命科学科)。

ちなみに山本美月さんの
血液型はO型、身長167cm、
出身は福岡県での23才です。


先日NHKの
「スタジオパークからこんにちは」
山本美月さんが出演されていたのですが
質問に対する返事がとても早いんですね。


頭がよく回るということが
もう雰囲気からにじみ出ていて、
だから本人曰く、男のようだと
言われているそう。

そんなキャラクターゆえ、
聡明な美雲役に抜擢されたのかな~
なんて思ってしまった次第です。



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まとめ


ドラマ「64」の配役は、柿沼役の
高橋和也さんもそうですが、本当に
素晴らしいキャスティングが目白押しですよね。


第3話以降も輪をかけて
大いに盛り上がるはずですが
それゆえ私は1話につき最低3回は
見ることになると思います(汗)


その他にも第2話には、
松岡の自宅、三上宅での夕食、
雨宮宅で三上が泣き崩れるシーンなど
印象に残るシーンが数多くありました。


特に三上の妻役・木村佳乃さんの演技
目立ちませんがかなり光っていたように思います。

さすがベテラン女優ですね。
あらためて見なおしてしまいました。


また松岡参事官(柴田恭兵)の自宅シーンで
松岡が三上に話したセリフは、
実は原作で登場する、
尾坂部元刑事部長のセリフなんです。

尾坂部はこの人がロクヨンで指揮を
とっていたらロクヨンは解決していただろう
と言われるくらいのカリスマ的な刑事部長。

原作では多くの名言を残していますが、
この役をドラマでは松岡がするんですね。

松岡役の柴田恭兵さんはある意味
2役を演じることになるのかもしれません。


その他少し残念だったのが、
三上の雨宮宅での線香を上げるシーン。

原作は鬼気迫る泣き方をしていたので
もう少し演技をひっぱって欲しかったです。


でも原作を読んでいなければ
自然な演技に見えるかもしれませんし、

原作を先に読んだほうが良いのか
ドラマを先に見るほうが楽しめるのか、
なかなか答えは出ませんよね。


 ⇒ ネタバレと感想第2話その1はこちら
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 ⇒ ネタバレと感想第2話その3はこちら

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