NHK64(ロクヨン)ネタバレ感想第2話.JPG


◆NHK64(ロクヨン)ネタバレと感想第2話その1~見どころ順位と全シーン一覧


 ⇒ ネタバレと感想第2話その2はこちら
 ⇒ ネタバレと感想第2話その3はこちら
 ⇒ ネタバレと感想第2話その4はこちら


NHK土曜ドラマ「64(ロクヨン)」
第2話が終わりました。

エンディングのドゥンドゥン音?の間に入る
予告映像も気がつけば手に汗握って見てました^^
第5話だけで終わるのが今からかなり悲しいです。。


3話目以降、話は佳境に入ると思いますが
今回は第2話のネタバレを含む各シーン一覧や
私的見どころ順位及び感想などを
数回に分けて書いてみたいと思います。

スポンサーリンク






ドラマ「64ロクヨン」第2話シーン一覧


ドラマ「64(ロクヨン)」第2話のシーンは
私が見たところ16シーン程ありました。

その概略を下記に一旦まとめて、
その後印象に残ったシーンの感想などを
書いてみたいと思います。



◆ドラマ64(ロクヨン)第2話シーン一覧


1.三上、ある公園にて
三上(ピエール瀧)が車から降りて
公園を歩く。第1話のダイジェストが
4分30秒程流れる。


2.赤間の部長室にて
石井秘書課長(小野了)が
赤間部長(平岳大)の前で土下座。
記者クラブの本部長宛抗議文の件で
三上とともに謝罪。


3.ロクヨン自宅班キャップ漆原宅にて
三上が漆原(きたろう)を問い詰める。
問い詰めたのは雨宮が警察を嫌う理由と
幸田メモの存在について。

漆原に怒鳴られるも幸田メモで
漆原が反応。漆原から二渡がロクヨンの
ことを嗅ぎまわっている事を聞く。


4.松岡参事官宅の玄関前
刑事部・松岡参事官(柴田恭兵)を
尋ねるも不在。元婦警・松岡の妻に
娘・あゆみのことを聞かれ、無言電話が
あったことを話す。


5.刑事部捜査一課にて
休日出勤している松岡と三上が面会。
雨宮が刑事部と断絶した理由、
幸田メモの内容を三上が松岡に尋ねるも、
松岡は「言えん」「言えん」の一点張り。

刑事部が警務部を遮断している理由も
逆に「赤間に聞いていないのか」
三上に尋ね返す松岡。

さらに三上は
「本庁から長官が来る理由を考えろ」
と言われる。

そこへ刑事部長・荒木田(中原丈雄)が
部屋へ入り、八角建設談合の情報を流した
のはお前かと三上に詰め寄る。

荒木田と松岡、奥の部屋へ入る
帰り際、三上は二渡の姿を見る。


6.元ロクヨン捜査員村串みずき自宅
幸田の事や当時幸田絡みでトラブルが
あったかどうか村串みずき(中村優子)に聞く三上。

意外な人物、科捜研・日吉の名前が
みずきの口から発せられる。

その時日吉が泣いていたこと。
幸田が日吉を慰めていたようだったことも。
帰り際美那子のことで三上は釘をさされる。

無言電話がみずきのところにも2度、
また、美雲の実家にも1度あったことを三上に話す。

だから無言電話にこだわらないように
美那子に伝えるよう三上に頼むみずき。
無言電話のことでまいっている美那子を気遣う。


7.科捜研日吉宅玄関庭先
日吉の母から、刑事部が日吉を無能
呼ばわりしていたことを知り、また、
日吉がロクヨン事件以来、14年間部屋に
引きこもっていることを知る。
警察を恨む母親。


8.とある喫茶店にて
返事をもらえない手紙を毎日息子宛てに
部屋へ差し入れている母の話を聞き、
とある喫茶店で日吉に対して手紙を書く三上。
内容は、
「君がどこにいるのか教えてほしい」


9.三上宅、三上と美那子夕食
みずきから電話があったことを三上に
伝える美那子(木村佳乃)。
しきりに食卓の電話を意識しているのが
自分でわかりポケットにしまう。

三上がみずきから聞いた無言電話の話を
美那子に話すも、美那子はみずきが気を
使って嘘を言っているのではと三上に同意を求める。

あまりのこだわりに、三上に怒鳴られた後、
美那子のポケットで鳴りだす電話。
課長からの電話だったが、電話後三上は
美那子にさっきたしなめたことをあやまる。


10.ロクヨン自宅班・柿沼宅を尋ねる三上
柿沼(高橋和也)は不在。柿沼妻と柿沼の
様子を話す三上。帰り際、一升瓶の酒を
妻に渡した直後、三上は柿沼妻から
柿沼の居所を知らされる。

その場所はスーパートクマツ
柿沼はそこにいつも車を止めているらしい。


11.スーパートクマツ駐車場、柿沼の車内
スーパートクマツ駐車場。
止めていた柿沼の車の後部座席に
いきなり入り込む三上。

かなりおどろいて絶句する柿沼。
慌てて出そうとする車を後ろ席から
サイドブレーキを掛け無理やり停車させる三上。

三上の推理を柿沼にたたきつけ、
幸田メモの存在を柿沼に問いただす三上。

その時、何か見つける三上。
それを察して柿沼が車を「出します!」
三上「出すな!!」
警備員として働いている幸田に焦点が合う。

柿沼は後ろ席の三上の襟元を掴み、
たのむからそっとしておいてくれと懇願。
三上は柿沼が14年間ずっと幸田を監視し
続けていることを知り、柿沼に全てを吐かせる。

ロクヨン当時、ホシの電話があった時、
テープレコーダーが回らずホシの声を
取り逃がした
事実を柿沼から聞く三上。

この話により、公表された2本の電話の他に
もう1本公表されず隠蔽された電話が
あったことを知って愕然とする三上。

逆探知もだめ、柿沼も日吉のサポートで
ホシの声を聞くことが出来なかった。
回想シーンで土下座して電話に出たことを
しきりに謝る雨宮。

隠蔽を決めたのは漆原班長。
死んでも他言するなと科捜研・日吉(水澤紳吾)を恫喝。

その後幸田は漆原に事実を話すよう
訴えるも却下され、激高した幸田は報告書
に録音ミスの事実を書いて刑事部長官舎に
投函。しかしその事実は組織ぐるみで隠蔽された。

その事実は県警刑事部トップだけの極秘事項。
歴代刑事部長の申し送り事項になっている。
柿沼はそれで塩漬けにされ、
専従班を動けずに幸田の口封じ役に徹していた。

幸田は班長に土下座して、班長の口利きで
今の職にやっとありついた。
結婚してからはじめての正社員だった。

普通の生活をさせてやってくれと三上に頼む柿沼。


12.松岡参事官の自宅
捜査一課長でもある松岡が、歴代刑事部長
が隠蔽し続けている幸田メモのことを
本当に知らないのか三上は松岡に問い詰める。

長官が視察に来る理由を尋ねる三上。
知って刑事に戻りたいのか尋ねる松岡。
どうすればよいか教えてくださいと頭を下げる三上。

松岡
「刑事として警務を生きるということか」
「刑事は楽な仕事だからな。世の中で一番」
「刑事は犯罪を憎む本能は備わっていない。
 あるのはホシを狩る本能だけだ」

「ホシを割り、追い込み、落とす。
 それだけでいい」

「本庁に刑事はいないんだ」

三上
「それはどういう意味なんでしょうか」

松岡
「持ち場に帰れ三上」


13.床屋で散髪している雨宮
床屋で髭をそっている雨宮(段田安則)。
鏡に写った顔は何か決意しているようにも伺える。


14.雨宮宅・翔子ちゃんの仏前
仏壇でこんぺいとうを備える三上。
幸田からの手紙が仏前にあるのを見つける。

手を合わせている最中、いきなり泣き崩れる三上。

出直してくると雨宮に伝えるも、
逆に雨宮の方から長官視察はOKだと
三上に伝えられる。


15.赤間宅の庭
長官視察の話を赤間宅の庭先で
赤間(平岳大)と話す三上。
視察時の青写真、記者対策を赤間は三上に指示。

記者クラブの長官視察ボイコットを
撤回させる為、赤間は三上に記者に
土下座してでもたのめと命令。

その際には、匿名問題は今後全て実名発表
すると一旦確約してもかまわないとも。
解せぬ顔の三上。


16.踏切脇で二渡と
三上は歩いている二渡を発見。
車を急停止させて二渡につめより、
ロクヨンを嗅ぎまわる真意を二渡に
体を張って問い詰める。

幸田メモを使って刑事部をどうするつもりか、
また、長官はこちらに来て何をするつもり
かと二渡に問いただす三上だが、最後まで
口を割らない二渡。

別れたあと三上は悔しがって泥水を何度も
足で踏み抜き、顔にかかった泥を手で拭う。


17.スナックアミーゴにて
広報室の部下と記者クラブのメンバーが
飲んでカラオケに興じている。
美雲と秋川が一緒に飲んでいる姿も。


店の前にいる三上から呼び出される諏訪。
今回の飲み会は美雲が自ら志願したことを話す。
だから秋川も来たんだと。

「美雲を呼べ。いいから呼んでこい」


降りてくる美雲。
命令違反を咎める三上。

雨の中濡れながら美雲が三上に話すシーン
「私に指示してください。何でもやります。
 汚いことでやります」


「警察では男しか生きられない。男だって生き残れないんだ」

降りて様子を伺う秋川。

「狡い」

「狡い?」

「あの部屋にいれば、広報官が今どれだけ
大変かわかります。きれいごとですまない
ことも。手を汚さなければならないことも。

だからといって、あたしだけ汚さないよう
にして、きれいなとこ全部押し付けて、
それでもまだ自分に汚れてない気持ちが
あるってそんなの狡いです。つらいんです。
あたしも外に向かって警察の窓を開きたいんです。」


一礼してスナックアミーゴに向かう美雲。
秋川の前を無言で通りすぎる。


「長官視察まであと3日」のテロップが流れる。



スポンサーリンク






特に見どころのシーンは?


今回は元刑事の三上らしく、足で情報を
集めまわるシーンが見ものでしたね。

警務部でありながら心は刑事部という
なんとも複雑な立場ではありますが、
ドラマでは、そんな三上の心境を原作通り
とてもよく表現されていて正直驚きました。

今回、見どころのシーンは全てだった、
というのは過言かもしれませんが、
それくらい今回もかなり見応えがありました。


CDアルバムの表現だと、捨て歌がない
といったところかも。


そんな中で思い切って見どころシーンを
上位3つあげるとすれば下記のシーンに
なるのではないでしょうか。


◆私的見どころシーン順位


・1位:
 11.スーパートクマツ駐車場、柿沼の車内

・2位:
 16.スナックアミーゴにて

・3位:
 12.松岡参事官の自宅
 
 14.雨宮宅・翔子ちゃんの仏前

 9.三上宅、三上と美那子夕食
 
 

3位が3つもあるのは反則ですね(汗)
1位、2位はダントツだと思いますが、
目立たないところでは、三上と美那子の
夕食シーンが良かったです。

この時の美那子役・木村佳乃さんの演技が
個人的には第2話最優秀演技賞でした。

もっとも、個人的思い入れも強いのですが・・・(笑)


あと最後の三上と二渡がぶつかるシーン、
本格役者でないピエール瀧さんが
あれだけの演技をしたことにとても感動しました。



ドラマならではの演出


ドラマ64(ロクヨン)を2話まで観て
感じたことは、このドラマは原作に忠実、
それでいてドラマならではの描写も多く
使われていてかなり好印象を受けました。

また、順を追った展開に混乱すること無く
各シーンにのめり込むことも出来ました。


このドラマ、「クライマーズ・ハイ」
以上に多くの賞を取るのではないかと
とても期待しています。

映画64(ロクヨン)も来年上映を控えて
いるのですが、かなりのプレッシャーでしょうね。


それはともかく、
小説では三上の心の声が大半のような
印象を受けますが、ドラマでは三上の
心の声は一切使われておらず、

映像の表現、役者のセリフや演技で勝負
していることから、小説とは全く違った
ドラマならではの醍醐味が味わえると思いました。



今回の伏線はどこ?


今回も伏線がいくつか出てきましたし、
小説にはない伏線の表現もありました。

ちょっと長くなってきましたので
仕切りなおして次回でその辺りをお話したいと思います。


 ⇒ ネタバレと感想第2話その2はこちら
 ⇒ ネタバレと感想第2話その3はこちら
 ⇒ ネタバレと感想第2話その4はこちら

 ⇒ トップページへ



関連記事


 ⇒ ネタバレと感想1~5話
 ⇒ あらすじと見どころ1~5話
 ⇒ ドラマ「64」ロケ地情報
 ⇒ 「64」のモデルになった実在の事件
 ⇒ ドラマ『64』再放送情報
 ⇒ ドラマ『64』視聴率速報!

 ⇒ ドラマ『64』キャスト
 ⇒ ドラマ64(ロクヨン)相関図
 ⇒ 『64』最新情報(随時更新!)
 ⇒ 当ブログの人気記事(週毎入替え♪)
 ⇒ 『64』豆知識
 ⇒ 『64』関連動画


 ⇒ トップページへ



■■楽天ブックスコンテンツ■■

64(ロクヨン)著者インタビュー

【電子書籍】ミステリー・サスペンス 最新ランキング
※1時間毎の最新ランキングです♪
64(ロクヨン)は上位キープ!!



スポンサーリンク