64三上あゆみ(入山杏奈)について.jpg


◆ドラマ64(ロクヨン)で入山杏奈演じる三上の娘・あゆみの障害について


NHK土曜ドラマ64(ロクヨン)では
三上義信の娘・三上あゆみ役を
入山杏奈さんが演じます。
(映画は未発表もしくは娘役がいない?)

もちろん主人公三上を演じるのはピエール瀧さん。


ザ・テレビジョンの相関図では、
ドラマのあゆみは身体醜形障害を患い、
親から整形を反対されたのを理由に
家出したことになっています。


原作でもあゆみは身体醜形障害だったのでしょうか。

こちらでは、あゆみの性格や
その人物像についても少し考えてみたいと思います。


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三上あゆみについて


三上あゆみはまず生い立ちが不幸なのかもしれません。


父親の三上義信は鬼瓦のような顔、
反対に母親は元ミス県警にも選ばれた
かなり美人の母親です。

そしてあゆみは母に似ず、
父にそっくりに生まれました。


両親が警察官、そして一人娘ということも
加えるとかなり厳しい環境だったのではないでしょうか。

小説によれば小学校の頃は
スポーツも勉強もそこそこできて三上にも
とてもなついていたとのこと。


中学に上がる前くらいから予兆があり
高校へ入学してすぐに不登校になりました。
そして引きこもりに。


理由は自分の顔へのコンプレックス。
美人の母を憎み、自分の顔の元になる父も
憎んでしまいました。


ただ、小説中で三上はあゆみの顔のことを
自分似だけども十人並みと言っていたので
もしかしたらあゆみの思い込みが
強すぎたのかもしれません。
(これは三上の主観なのでなんともいえませんが・・・)



なぜあゆみは身体醜形障害と診断されるにいたったのか


あゆみが本格的な引きこもりに入って
心配した母・美那子はカウンセリング
受けるため、外出することをいやがるあゆみに
マスクを付けて通うようになりました。


何度目かのカウンセリングで
あゆみは沈黙を破り、号泣してその理由を
カウンセラーに吐き出します。


その結果診断されたのが、
身体醜形障害という障害だったんです。

身体醜形障害(しんたいしゅうけいしょうがい、英: Body dysmorphic disorder ; BDD)とは、極度の低い自己価値感に関連して、自分の身体や美醜に極度にこだわる症状である。醜形恐怖また醜貌恐怖とも呼ばれる。出典:ウィキペディア




あゆみが家出した直接の理由とは


あゆみが家出した理由は
ある直接のきっかけがありました。


カウンセリングで自分の秘密を公にして
しまってから、あからさまに両親に
敵意を見せ始め、ある日のこと、
顔を全て整形したいので
同意書にサインしてくれと両親に頼みます。


三上はカッとなりあゆみを平手打ち、
さらにあゆみが叫んだ言葉をきっかけに
拳であゆみを殴ってしまいます。


その翌日美那子が眠っている隙を突いて
あゆみは疾走してしまいました。



三上やその妻・美那子への影響は?


あゆみの家では両親にとってもかなりの
打撃になったことは間違いありません。


『64(ロクヨン)』のキーワードに
「無言電話」があるのですが、
ある日三上宅に無言電話がかかります。


その電話はあゆみからだと三上夫婦は
信じる(信じようとする)のですが、
それはあゆみが死んでいないという僅かな望みに通じるもの。

その無言電話が実はロクヨン事件の
伏線になっているところが秀逸です。


それはともかく、美那子はその無言電話を
再度待つあまり美那子自身も引きこもって、
精神的にかなり悪い状態に陥ってしまいます。


反面三上義信の方は、
広報室改革の件で対立していた上司の赤間
あゆみ捜索と引き換えにその弱みを握られてしまいました。

何かことがあるたびに赤間はあゆみの話
持ち出し、三上に無言の服従をさせることに成功します。

そんなこんなで三上自身は上司と記者との
板挟みで、かなりのストレスにさらされることになります。



まとめ


すっかり長くなりましたが、
ドラマに関しての三上あゆみの見どころは

入山杏奈さんがこの特殊な役を
どのように演技するのか、この1点につきると思います。


入山杏奈さんはかわいいのですが
ザ・テレビジョンの相関図でははっきりと
身体醜形障害と銘打ってあります。


以前から、誰が演じることになっても
家出は他の理由だと思っていたのでかなり意外。
(映画では娘役がいないのか発表されてません)


『64(ロクヨン)』の配役は、
映画・ドラマともに私としては
意外なところが多かったのですが、

ミステリードラマなので、犯人でなさそうな人が
凶悪犯人だったり(特に映画キャスト)、また、
その逆もありだから面白いのかもしれません。


あゆみの件でもう一つ気になるのは、
あゆみが両親の元へ無事帰ってくるのかどうか。

おおかたの物語ではハッピーエンドで終わり
読んだ方もすっきりするのですが、
この『64(ロクヨン)』は一味も二味も違います。


ドラマでは結末を変えられることしばしばなので
こちらではその結末についてはあえて伏せておこうと思います。
(気になる方は検索してみてください^^)


とにかくドラマに期待したいですね。



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